エクステリア用語辞典:た・な・は行
たかいけがき(高生垣)風除けなどを目的とした高さの高い生垣。アラカシやシラカシ高いものは3mを超えるものが作られる。
たねんそう(多年草):冬季も枯れることなく生育する種類の草花。
チリ:仕上げ材などの納まりの種類の一つ。異なる仕上げが小さな段差を付けて接していること。(ゾロ、目地)
つみレンガ(積レンガ):敷きレンガに対し壁を積み上げるためのレンガ。補強用の鉄筋が通る穴が開いている。
テラコッタ:素焼きのこと。タイルや植木鉢などガーデニングでは地中海風の素材として使われることが多い。
つぼにわ(坪庭):建物に囲まれた小さな庭のこと。
どうせん(動線):プランニングにおける人の通り道でよく整備しておくことで作業がはかどる。
どどめ(土留):高低差のある地形で、土がくずれないように作られる構造物。擁壁(ようへき)も同じ意味に使われるが、ニュアンスとしては擁壁は宅地造成でいう1m以上の高低差のある地形に作られる土木構造物であるのに対し、土留は花壇の縁取りなど小さなものも指す。
トレリス:つる植物を絡ませるための鉄や木で作られた格子。
なまコン(生コン):レディミクストコンクリート。生コン業者より購入する調合ずみ、やわらかい状態のコンクリート。希望する強度、骨材の大きさ、やわらかさ(スランプ値)などを指定することができる。
にねんそう(二年草):種を蒔いた翌年に花をつける草花。(一年草、宿根草)
はねあげもんぴ(跳ね上げ門扉):カーポート用に開発されたパネルが回転しながら上昇するタイプの門扉。アコーディオン門扉に比べると床の勾配や仕上げに影響されにくいのが長所。
パーゴラ:洋風藤棚。つる植物などを絡ませるため作られる工作物。実際には絡ませなくとも気分的なシェルターとして庭に設けられることも多い。
パティオ:スペイン風中庭。乾燥した気候では緑陰を作った中庭は快適な空間となるので、タイルなどで仕上げられスペイン風庭園の典型とされる。
ピンコロ(小舗石、しょうほせき):9センチ角くらいのサイコロ形の石材。花崗岩などからできているものが多い。
ピロティ:地上階を柱だけで壁を無くし、人が自由に動きまわれるようにした作り。
ファサード:建物の正面。通常道路から見える面。道路からの見え方を意識したデザインになっている。
プレゼンテーション:デザインや設計の発表。またその提出物。詳細な設計よりコンセプトの説明に重きをおかれる。